Time Horizon
2010年9月27日
9月4日に開催したデニス・メドウズ博士講演会の際に行ったインタビューが、電通報にて記事になりました。ウェブでも閲覧できるので、ぜひご一読ください。
同誌へのインタビューで最も興味深かったのは、タイム・ホライゾンという考え方でした。「時間軸に対する考え方」とでも訳せばいいでしょうか。メドウズ博士によると、人類文明の持続可能性を考える際に、時間軸をどこに置いて考えるかが、大変重要だとのことです。短い時間軸で考えた場合に正しいことでも、より長い時間軸で考えると誤りになります。現代社会は、金融業界でも、ビジネス業界でも、また投資家としても、生活者としても、非常に短い時間軸で物事を判断しがちです。こうした考え方こそが、過度な開発や過剰消費を促し、我々の文明のサステナビリティを危うくする元凶といえます。確かに、自分のタイム・ホライゾンがどのくらいなのかを考えてみると、自分の価値観がどこら辺に根ざしているかが、よく分かります。
先ほど、枝廣淳子さんが主宰されている情報発信活動のジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)の勉強会に参加してきました。 同団体が4年にわたって開催してきた学生向け勉強会「ダイワJFS青少年サステナビリティ・カレッジ」をほぼ全回参加した学生に、サステナビリティとは一言で言うと何だろうかと問いかけたところ、「つながり」ではないかとの答えだったそうです。
親の世代から子供達の世代へ。そしてたゆまなく続くその先の子供達の世代へ。タイム・ホライゾンを広げて考えていくこと。コミュニケーションの役割、メディアの役割も、今後ますます重要だと感じました。
