危機に対応できるか日本人
2008年12月18日

今日は電通主催の勉強会「創発ラボ未来塾」にて、「危機に対応できるか日本人」というタイトルの岡本行夫さんの講演を聞きました。岡本さんは、橋本・小泉両内閣で総理大臣のアドバイザーを務められた方ですが、私にとっては何よりも一橋大学ヨット部の大先輩です。
今日の主なトピックは、今回の世界的な景気後退がいつごろ底を打つか、でした。BRICsならびに中東は、相対的には依然として力強く成長を続けるだろう。また本格的な景気反転には、米国経済が改善することが重要であること。日本、欧州の景気はそれに続く形になるだろう。
また、これからの時代は「開放系の人間」になることが重要であるとのことでした。シルク・ド・ソレイユを参考に、こうした世界最高水準のエンターテイメントを具現化するためには、それぞれの分野で世界中から最高のタレントを集めることが重要であるとのことでした。日本の純血主義では競争力に決定的な限界があるとのお話しでした。
まったく同感です。私は、先日のオバマ新政権のエネルギー長官にスティーブン・テュー氏というノーベル物理学賞受賞者を任命するとの記事を見て、日本と比較して層の厚さの違いを痛感しました。エネルギー長官に限らず、クリントン国務長官、ガイトナー財務長官など、女性、若手と幅広くタレントを揃える様を見ると、日本の政界との差を感じざるを得ません。
現在、景気は確実に深い谷間に入りつつあることは事実でしょう。ただし、必ず谷の後には山があります。大シケの先にはブルーオーシャンがあります。今は、谷から山に向かうレースのポールポジション争いをしている時期だといえます。来るべき景気反動期に、最前列でレースをスタートできるように、着実に力をつけるべき時期だ、とのエールも頂きました。