「Consumer Experience Report」がリリース

米国から「FEED : Consumer Experience Report」というタイトルのレポートがリリースされました。
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FEEDとは、消費者が様々なプラットフォームを縦横に活用して情報収集を行なってきているトレンドを踏まえ、その代表手段の一つである「RSS feeds」から名付けられました。もう一つの隠れた意味合いとして、本レポートが、景気後退により困難が予想される年末商戦に向けたマーケティングのヒントを提供「feed」するという気持ちを込めて、タイトルとされました。
本レポートの前半では、本年6月に米国のデジタルメディアを積極的に活用している消費者1,000名を対象に行った「デジタル消費者の行動分析に関する独自調査」の結果が発表されています。本調査結果から米国の消費者のトレンドがつかめますので、いくつか紹介します。
1.ソーシャルメディアは、ますます購買決定に影響力を強めつつある。
本調査によると、40%の消費者は、ソーシャルメディアの広告を見て、購買したことがある。また、76%の消費者は、ソーシャルメディアでの広告を歓迎している。
2.パーソナライゼーションやロイヤリティプログラムは有効である。
65%の消費者は、特売やポイントプログラム等のロイヤリティプログラムで購買決定を大きく左右させることがある。また、アマゾン等のサイトでよく見られるパーソナライズされた商品推奨は、非常に有効である。65%の消費者は、こうした自動レコメンデーションサービスのあるサイトで、再購買を行なっている。
3.Web2.0技術を、日常的に活用するようになってきた。
70%近い消費者が、RSS feedsやWidgets等を活用し、ホームページやデスクトップをカスタマイズしている。 (日本市場ではどの程度か、個人的に関心があります。デスクトップはともあれ、ホームページについては、おそらくここまで高くはないのではないでしょうか。)
4.ビデオが広告フォーマットとして本格的に台頭。
94%の消費者が、ある程度定期的にインタラクティブビデオを見ている。1/3近くが、毎日インターネットでビデオを見ている。民法テレビ局等の旧来のメディアは、こうしたデジタル社会の拡大に、適切に迅速に対応していく必要があります。またマーケッターにとっては、こうした消費者行動の変化を上手く使えば、自社ブランドを効率的に構築する絶好の機会だといえる。
5.消費者は、ホームページを見たいわけではなく、エクペリエンス(体験)を求めている。
これまでのように、効率的に情報設計を行なうだけでは、現在のようなブロードバンド環境での消費者ニーズを掴むことは出来ない。自社のブランドやサービスを、いかに体験してもらうか、楽しんでもらうか。一度限りではない、時系列の関係性の確立、エンゲージメント構築が、重要になる。
本調査は、米国消費者を対象にしたものですが、日本市場にとっても示唆に富んだ内容だと感じます。それだけ、デジタルの消費者行動はユニバーサル化が進んでいるということではないでしょうか。本レポートの全文は、下記サイトから参照できます。
PDFファイル: http://www.digitaldesignblog.com/feed08.pdf
デジタルブック: http://feed.razorfish.com/