Code-name "AdLife"

2008年8月7日

 米国アベニューAレイザーフィッシュ(AARF)は、昨日ソーシャル技術を持つPluck Corp.とパートナーシップを締結し、ソーシャル機能を備えた新しいアドソリューションの開発に着手すると、発表しました。プロジェクトのコードネームは、AdLifeだそうです。
http://www.avenuea-razorfish.com/#/news/press-releases/2008/pressreleases/avenue-razorfish-and-pluck-agree-develop-new-social-media-offering/

 AARFはかねてから、生活者のソーシャルメディアへの依存の高まりを受け、Social Influence Marketingを提唱してきており、今回はこのマーケティングを具現化する画期的なアドソリューションの開発という位置づけになります。

 AdLifeによって具体的には、従来の伝統的なデジタル広告であるバナー広告内で、生活者が広告商品に対するコメントを寄せたり、それを閲覧したりといった、ソーシャル機能が具現化できるようになるようです。たとえば、映画会社が新作の発表をバナー広告を活用して行う場合、バナー内でプレビューが見られるだけではなく、本作に関する意見を投稿したり、実際に見た人の意見を参照したりといったことが、バナー広告画面から離れることなく出来るようになります。

 随分以前に、本ブログで問題提起をしたことがありますが、ソーシャルメディアの隆盛、そして生活者のソーシャル情報への依存の高まりにより、従来のウェブサイトという概念が急速に意味を失いつつあるように感じています。生活者にとっては、どこのサイトのどのコーナーの情報を見ているのかは、全く関心も意味もなく、興味のある情報が円滑に入手できさえすればいいのですから、当然のことと言えば、当然と言えます。本ソリューションは、この動きを広告面でも加速するものとなるでしょう。

 
 

投稿者: Reo Watanabe 日時: 2008年8月7日 08:35 |パーマリンク