北京出張

2007年6月25日

 先週水曜日に、当社の株主総会が滞りなく終わり、取締役全員が重任されました。その後の取締役会にて、私が代表取締役に再任されました。何度経験しても、身が引き締まります。今期は、社内外を含め、変化に富んだ一年となることでしょう。志を新たに、取り組む所存です。

 株主総会の後、当社が出資する中国のモバイルテクノロジー会社のフラクタリスト・チャイナ社の取締役会に参加するために、木金の1泊2日で北京に行ってきました。1年半ぶりの中国訪問でしたから、色々と変わっているだろうと思っていましたが、まさしくその通り。その中でも、高層ビルや高速道路の狭間のあちこちに、こじんまりした綺麗な公園が作られているのに気が付きました。来年のオリンピックに向けて、街全体が急ピッチで開発・美化されているという感じでした。

 街は都市化されて、便利になり、綺麗になってきましたが、残念なことが二つ。一つは、あたりの空気が曇っていること。スモッグというものでしょう。晴れているのに、空が真っ青ではありませんし、それほど遠くでもないビルがボヤッと見えます。その話をすると、「そう言えば、40年ほど前にロサンゼルスでスモッグという言葉を初めて聞いた」と義母が教えてくれました。日本も、高度経済成長のさなかに、光化学スモッグがあちこちで発生したのを、よく覚えています。

 もう一つは、昔の中国のイメージは、今の北京にはほとんどないということ。下の写真、ホテルから撮った、なんでもない交差点ですが、どこか東京にも似ていませんか。大都市は、どんどん同じ感じになっていく。渋滞があって、ビルが乱立して、その間に気持ちばかりの緑があって。でも、一度都市に住んでしまうと、その便利さは捨てがたい。それが誰もの本音でしょう。人間は、非常に自分勝手で、論理性に欠けた生き物です。人類による開発が、地球の自浄作用の範囲内であることを祈ります。

Beijing1.jpg

投稿者: Reo Watanabe 日時: 2007年6月25日 23:45 |パーマリンク